青葉の笛

青葉の笛

青葉の笛は、松口月城から生まれた漢詩の一つでもあります。
松口月城のなかから生まれた作品のなかでも有名な詩の一つになるのではないでしょうか。

青葉の笛の意味を調べてみましょう。
かつて平家に追われて雪の山中を逃げのびていったまだ幼く小さい子どもの牛若丸が成長していき、源義経となって今度は平家を討つ立場となっていくことをあらわしているのです。今度は源義経に追われる身となってしまった平家は一の谷、屋島、壇ノ浦と逃げ落ちていくことになっていき、最後の壇ノ浦にて平家は滅亡することになったのです。そんな平家の滅亡直前の砦において笛の名手といわれていた平敦盛が吹いていた笛の音色というものがあまりにも哀しく、哀れだったものだというものなのです。

源義経本人からしてみればそんな哀しい笛の音色を奏でているのは誰かわからないような描写をされているようですが、やはり何処からともなく聞こえてくる笛の音色というものは気になってしまうものですよね。

かつては平家に追われる身だったはずの源義経でしたが、平家を追う身となり滅亡にも追いやったその力は当人からはどう思うのでしょう?仕返しをすることができた!とでも喜んでいるのでしょうか。

そんなふうに当時の思いを考えてみるのも楽しいですね。

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