李白

李白

李白は、多くの詩を作り上げてきている詩人のなかの一人です。
また、この李白という人物は幼い頃から思想書や古典文学などを早いうちから読破していたというもので知識が豊富な子どもとして育っていた人物のようです。

また、李白は中国固有の民族宗教についての関心も強く持っていたために自ら山ごもりをして修業をおこなっていたという時もあったようなのです。
そんな学問ばかりに囲まれていた人生を過ごしていたのかと思っていれば、驚くような世界にも足を運んでいたことがあるのです。任侠という法的な救済を受けることのできない人の被った悪に対しての復讐を自らが引きうけて自らの手で人を斬ってきたという人生もあったのです。

成人をむかえた辺りから放浪の旅生活が始まっていきました。故郷を離れるときにもつくっていたという詩がありますが、そんな詩のなかでも寂しさというものを感じるような描写をされているようなことは無く、寧ろ希望に心弾ませているような描写をされていることのほうが多い詩をつくってきているのです。

李白とは、陽気でとても大らかな性格をしているので、仕上がっている詩にもそれがよくあらわれているものとなっていることが多いようです。