剣扇舞

剣扇舞

剣扇舞（けんせんぶ）とは、刀剣または扇子またはその両方を持って舞うことをいいます。特に詩吟に合わせて舞うことをさしているのです。
剣詩舞（けんしぶ）だったり詩舞（しぶ）とも言うことがあるようです。

剣詩舞という場合では、主に剣舞のことをさしていますが、剣扇舞と剣詩舞は同じ意味で使われていることが多いのです。

剣扇舞を伴う演目としては、川中島や弘道館賞梅花といったものがあります。
剣舞を主に伴っている演目のなかには、金州城や白虎隊、残月、城山といったものがあるのです。
そして、扇舞を主に伴っている演目のなかには、富士山や名槍日本号といったものがあるのです。

刀剣だけを用いて舞うというだけでも大変なことなのにも関わらず、それに加えて扇子も伴って舞うとなると相当な技術力といったものが必要になってくるはずです。
もちろん初心者がいきなり剣扇舞をおこなうということは不可能でしょう。
気を付けなければ怪我をしてしまう恐れもありますし、道具を用いて舞うという表現はとても難易度の高いものなのです。

もしも剣扇舞に挑戦してみたいと考えているのであれば、まずは基本的な動作や仕草といったものからきちんと身につけていく必要がありますね。