城山

城山

城山は、西道仙の作品です。
華州会の吟においては最も起伏に富んだ作品となっていることでしょう。

当然その起伏を表現していくためには、積み重なる練習が必要になってきます。
詩吟には独特の発声や呼吸法といったものがあるかと思われているかもしれませんが、何度も繰り返し同じ練習をしていくと当たり前のように出来るようになってくるものです。

この城山を吟じていくためにも、普段とは違った詩を題材として練習に取り入れてみてはいかがでしょうか。
起伏が激しい詩だと、いろいろな雰囲気や表現を伴う詩をいくつか準備して練習を重ねていくことで表現といったものが広がっていくことにもなるのです。

また、城山の詩はボイストレーニングのなかにも取り入れられていることがあるようです。
いろいろな表現方法を身につけていくためには、最初のうちはちょっと難しく感じてしまうかもしれませんが城山を練習の一つにしてみるのも良いかもしれませんよ。

更に詩吟の表現といったものを深めていきたいと考えている人であれば城山の詩は避けては通れないものとなっているのではないかと思われます。

詩としても有名な作品となっているものですし、ちょくちょくカラオケＣＤでも見かけることができますよ。